先日、お義兄さん夫婦に待望のお子さんが生まれたので、妻とお祝いに駆けつけました。
乾杯をして一緒に食事をしているとお義兄さんの右の小指に添え木がしてあり、固定されていることに気付きました。
理由を聞くと、草野球をしていてボールが指に当たって中節骨を骨折してしまったようで、『どのくらいで骨がくっつくのか?指の腫れがなかなか引かないけど大丈夫なのか?』という質問を受けました。
通常、指の骨折は2~3週間で骨がつきますが、ボクサーなどがよく起こす中手骨骨折や指の下にある手根骨の骨折などは手術の対象となることがあります。
また、指という部位は体の末梢に位置するため血液の逃げ場がなく、指を骨折や捻挫した時は腫れが強く出て長引くことがあります。
小指と薬指は握力に大きな影響力を持つ指で、試しに小指を伸ばして手に力を入れてみると力が入らないことが分かると思います。
武道の世界では小指の重要性はよく説かれており、そのスジの人がけじめとして小指を落とすのも刃物等を持つ時に力が入らないようにするためという話を聞いたことがありますが、これは理にかなっているかもしれません。
(極真空手の創始者大山倍達総帥は小指の鍛錬を推奨しており、電車のつり革などを小指に引っかけと持てと言ってますね。
若い頃は指三本で10円玉を曲げれたとか・・・。いやはや凄いですね。)
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