サバイバル3の法則
時が経つのは早いもので東日本大震災から6年が経過しましたが、依然として余震は続いており再び大きな地震がくる可能性も否めません。
緊急時に知っているかどうかで、その後の行動や心理に大きな影響を与える知識がありますが『サバイバル3の法則』はそんな時に思い出して欲しい知識の1つです。
① 3分
酸素が3分間ない状態だと人は死に至る可能性が高くなる。
(有害でない酸素を確保出来る場所を確保しましょう。)
② 3時間
低体温症や熱中症にかかると人の容体は急変する。
(水や食物の確保が優先順序として上位になるようの思われますが、体温の変化は生命に直結します。まずは体温の維持を確保しましょう。)
③ 3日
人間は飲まず食わずでも3日間生命を維持できることができる。
(パニックに陥った精神状態では体力の消耗が激しくこの限りではないので、冷静な行動を心掛ける必要があります。)
④ 3週間
人は水分だけで3週間生延びることができる。
(体力や既往症・性別等により体力、体脂肪に差がありますが3週間~1ヶ月だと言われています。)
人は飲まず喰わずで3日間生延びることが出来ると知った時は、想像より人間はタフなのだなと思い安堵しました。
また、大きな災害があった際に『災害から72時間が経過しました。』と報道するのも、飲まず食わずの条件で生存できることが可能な3日間が経過し一気に生存の可能性が低くなるからです。
体温の保持もとても需要で、震災による津波で体が濡れて低体温症になり亡くなった人も多くいました。
普通、震災や極限のサバイバル状態に遭遇したことを考えると先ずは水や食料を確保しなくては想像してしまいますが、生き残るのに必要な優先順位は 空気⇒体温の保持⇒水 ⇒火⇒食料と覚えておいて下さい。
いつどんなことが起こるかは誰にも分かりませんが、このサバイバル3の法則を是非頭の片隅に入れておいて下さい。